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turbo717's Activity 

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Schoenbrunn

Schloss Schoenbrunn
Vienne_Schloss Schoenbrunn

旅の絵をもとに随想しています。
本日は、ウイーン(ienne)_シェーンブルン宮殿(Schloss Schoenbrunn)です。

1996年、シェーンブルンの宮殿と庭園はユネスコの世界文化遺産に指定されています。

絵はシェーンブルン宮殿(Schloss Schoenbrunn)前の広大な庭園で、ネプチューン像まえから、丘の上のグロリエッテを見た形となっています。

左右の樹木は、きれいに、幾何学的に切り揃えられております。

すこし歴史をたどってみましょう。

シェーンブルン(Schoenbrunn)とは、美しい泉の意味ですが、1619年頃、たまたま狩猟で訪れたハプスブルグ家の皇帝マティアスが良質の湧き水を発見し「おお、美しき泉よ」と叫んだことに由来します。


1569年、皇帝マクシミリアン2世がこの地を購入しました。1686年、皇帝レオポルド1世が、この地に宮殿を建てさせました。すなわち、ヴェルサイユ宮殿を凌駕するような宮殿をということで、イタリアのロレンツオ・ベルニーニの工房で修行をつんだ建設家:エアラッハを起用しました。

建設はあまりにも膨大なものでしたので、途中、中断を余儀なくされました。それを引き継いだのは、マリー・アントワネット(1755-1793)の母、マリア・テレジア(1717-1780)です。完成後、この宮殿を夏の離宮として利用しました。

現在:
壁面は、マリアテレジア色といわれる黄色に再塗装されています。

1141室の広大な宮殿は、そのうちの約40室が一般公開されております。

ツアーとしては、
そのうちの20室をめぐるインペリアル・ツアーと、
40室をめぐるグランド・ツアーが用意されています。
有名なものとしては、1762年にモーツァルトが6才の時(1762年)御前演奏した「鏡の間」、ウィーン会議(1814~15年)で舞踏会が催された大広間などです。


 金箔を用いた装飾、
 ボヘミアン・クリスタルのシャンデリア、
 陶器の暖炉など、
 豪華な内装は、マリア・テレジアの時代にロココ様式に改装されたものということです。


上の絵は、フランス式バロック庭園の一部ですが、全体としてはバチカン市国の4倍の敷地があります。

ローマの廃墟、ネプチューンの泉、バロック様式の動物園、熱帯植物園、温室「蝶の家」、宮廷劇場 などがあります。

明日1/27は、モーツァルトの誕生日です。生誕249周年(1756~1791)。
(来年は大変です。モーツァルトの生誕250周年)


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